Windowsのマルチブートについて-01


 家族や身近な方にはWindowsのマルチブートは普通の事になっていますが、一般的にはまだまだ認知されていないようです。


 最初にWindowsのマルチブートに取り組んだのはWindows98,MeとXpのマルチブートでした。これは起動メニュー選択でアクティブなパーティションを切替Cドライブとして使う仕組みでブートできる数の制限があり最低一つのFAT32パーティションが必要です。


 Windows Vistaから起動システムの仕様が替り光学ドライブからの新規インストールは固定ドライブ名(物理的ドライブ名)ではなく起動すればCドライブとして動作するよになりました。


 この事でマルチブートに対する数の制限も事実上無くなり、マルチブート専用のアプリケーションも不要になりWindowsの基本機能だけでWindowsのマルチブートが構築できるようになりました。


 Windowsのマルチブートの最大のメリットは今回のWindows10無償アップグレードで明らかになりました。


 一般的には、無償アップグレード=元のWindowsは使えなくなりますが当事務所が提案しているマルチブートは元のWindows+元のWindowsでデュアルブート環境を作りいずれか一方をWindows10無償アップグレードする方法でした。


 これで起動時にWindows10と元のWindowsを切り替えて使えます。Windows10で使えないアプリケーションや互換性のないドライバーが有っても元のWindowsは全く影響を受けずに使用できるのです。