マルチブートの定義とマルチブート出来ない理由。


 マルチブートの定義はウィキペディアによれば”マルチブートとは、1台のコンピュータに接続ないし内蔵した、複数台のディスクないし複数パーティションに、複数システム(オペレーティングシステム)をインストールし、どれかを選んでブートするようになっている、といったような状態のこと”らしく2つの場合をデュアルブート、3つ以上をマルチブートと呼んでいます。


・Windows 行儀の良いマルチブートの定義


 ”行儀の良いマルチブート”は私の造語?で定義は有りません。
定義は自由に作れるので、今から”定義します”


 ”Windowsのマルチブート環境では起動ドライブはCになります。通常であればそれ以外のパーテーションは本来インストールされているドライブ名とずれて表示されます。


 このことはマルチブートOS間でのユーザーファイルの共有でトラブルのもとになります。そこで、起動ドライブはC、それ以外のOS、DATAは本来インストールされているドライブ名で表示するように設定できます。このように設定されたマルチブートが行儀の良いマルチブートの定義です。

 本来のCドライブは非表示になります。これはブート情報を壊さない有利な設定です。”


・3988 マルチブート-PC

https://www.youtube.com/watch?v=4VsSxmFvTpg


 


※マルチブートの設定が出来ない理由。


 マルチブートで有れば最小構成でもOSが3つと共有パーティション1個で4個のパーティションが必要になります。


マイクロソフトやパソコンメーカーはデュアルブートやマルチブートがお嫌いなようで、出荷状態でデュアルブートやマルチブートが出来ない仕組みになっています。


 最近のパソコンではUEFI + GPT環境で一台のハードディスクに一つのx64ビット版のOSのみインストールされています。


 従来のMBRフォーマットでは出荷状態で基本パーティションが4個使われていて一台のハードディスクにはパーティションの追加が出来ない仕組みになっています。


例 システムで予約済み+OS(C)+リカバリ領域+OEM領域


・MBRとGPTの違い(HDDの初期化)

http://momomhf.doorblog.jp/archives/1272212.html


 当事務所では上記の何れの場合でもマルチブート出来る方法を確立しています。